高血圧患者が入院せずにできる動脈硬化測定器

生活習慣病の一つとして位置づけられている高血圧は多様な疾患のリスクファクターとなることが知られています。しかし、血圧を測定していないがために判明していない人も考慮すると日本人の多くがすでに罹患してしまっていると考えられている状況があります。高血圧が原因となって深刻な疾患につながっていく際には動脈硬化を経るケースが多く、血圧が高くなってしまった場合には定期的に動脈硬化測定器を使用して、血管の状態を測定してもらうことが大切です。動脈硬化測定器を使用することで、いわゆる血管年齢を把握することができ、入院の必要もなくすみやかにその結果を得られるものです。その主な方法はABI検査PWV検査であり、病院がそれらの動脈硬化測定器を所有していればわずかな時間で測定してもらうことが可能です。高血圧患者が測定をしてもらった際に、リスクをを考えなければならないのはABIでの測定値が0.9以下、あるいはPWVの測定値が13.5以上の場合です。動脈硬化は初期には自覚症状を伴わないことから、こういった測定値が現れた際には場合によっては入院を伴う積極的な治療を行うことによって、自覚症状がでてきてしまったり、他の重篤な疾患を合併してしまうことを防ぐことが重要になります。しかし、多くの場合には入院の必要はなく、通院によって薬物治療を行っていくことにより解決することができます。血圧が高くて動脈硬化のリスクがあるという認識がある人は医師から勧められなくとも一度は動脈硬化測定器で自分の血管の状態を知っておくとよいでしょう。そうして自分の容態について自覚することで、より積極的に日常生活の中での高血圧対策を行っていけるはずです。